ピックガードの原料の事

[check]1.すべて1枚もの

当社のべっ甲ピックガードは、すべて1枚のもから作ります。
ある程度の大きさがいるため、べっ甲のアクセサリーを作るように何枚かの原料を重ねて1枚の板を作ることはしません。詳しくは⇒ピック作るの結構大変なんです。

また、制作は結構難しい。
ピックでも説明しておりますが、甲羅が丸みを帯びているため薄いもの、大きいものは反りやすくなります。その最たるものがピックガードなのです。
ピックガード厚みは約1.0mm、基本的な大きさは100mm×200mm弱程度です。素人が作ると簡単に反っちゃいます。

でも反ってしまったらギターのボディとの接着がうまくいかず、端が浮いちゃうことにもなります。だから、反らないように作らないといけないのですが、これが口で言うほど簡単じゃないのです。


[check]2.原料が少なくなりました。

当社が2007年11月にWebサイトを開始した当時、ピックガードの製作費は25,000円でした。その後、25,000円で制作できる原料がなくなり、35,000円に改定させていただきました。でも、当時もまだ他のべっ甲屋さんよりかなり安く提供しておりました。

ネットで検索してもまずべっ甲のピックガードを扱っているところはほとんどなく、仮にあったとしても原料そのものを40,000円で販売していました。

制作料込ではなく、原料そのものが40,000円です。これに制作料を加えると倍近くになるでしょう。しかし、この40,000円が高いのではなく、当社が安すぎたのです。

もちろん、原料の柄で値段は違います。35,000円で作れるものもあれば、100,000円頂かないと無理なものもあります。

ただ、できる限り安く提供したいということで職人にも無理をお願いし安くしていました。
なので、35,000円~40,000円(制作料込)で販売できる原料も底をつきました。

そして2015年春ごろから一気に原料が高騰しました。
「どこかで大量に仕入れをしたところがあるようだ」と当時の職人は言っていましたが、「ほぼ倍になった」「特に綺麗な原料ほど高くなった」と嘆いていました。

2016年再度高騰しています。
もう、50,000円以下で制作できるピックガードはありません。

当社も努力はしておりますが、「無いものは無い」のですからいたしかたありません。

現在の職人はそれでもまだ仕入れることができます。
ピックガードの需要が少しでもあれば、職人も「まだ仕入れるよ」と言っています。

とにかく、ピックガード(べっ甲製品)は、今後値段が下がることは絶対ありません。
もし、少しでもべっ甲のピックガードをお考えなら早めにご検討ください。

お客様の声より:
張り替えた一台目は盗難に遭い、2台目の貼り換え後の感想です。ピックと違って音に変化は出ませんが、ノーマルのピックガードでは見えないピックガードの下のトップ板も透き通って見えて、全く違う高級なギターに変貌します!確かに自己満足の世界ですが良いもんですね。今では材料が無くなって一枚物だとこちらでも超高価な物になったようですね、もう一台購入するかもしれないんですがピックガード用に貯金しますかねぇ…そこそ良いギターと同じ位しますが、それでも貼り換えたい欲に駆られます。